実写版セーラームーン ラジオ特番「DJムーン」について(前編)

 実写版セーラームーン関連CD解説その2-1

  Pretty Guardian SAILORMOON CD File.02-1

  • いきなり予定変更で面目ございませんが、便宜上、こちらを先に取り上げる事にいたしました。
  • 発売順だとサントラ盤CDの「DJムーン1」が先なのですが、こちらのラジオ版「DJムーン」「メモリアルCD-BOX」のディスク2)の内容は、それより先にラジオで放送された別編集のものなので、ここでこの両者を比較し、たとえ重複する内容はあっても、どちらも素晴らしく価値があるという事を知っていただきたいという思いから、急遽、予定を変更してお届けする事にいたしました(←実写版関連CDは、どれも、決して阿漕な商売はしておりません!)。
  • 尚、DJトークの部分に関しては、全編ネタバレ満載でございますので、すでに購入予定の方や、購入を悩んでて、先に内容を知りたくないとお考えの方は、決して読まないでください。
  • 「メモリアルCD-BOX」は高くてちょっと…と二の足を踏んでる方もおられるかと思われますが(←て言うか、ワシがそうでした…極貧なので…)、そういう方々への「後押し」として参考にして頂けたら幸いです(←貧乏でもいい…実写版さえあれば…)。

    ★  ★  ★ Memorial CD-Box     ★  ★  
美少女戦士セーラームーン メモリアルCD-BOX~MOONLIGHT REAL GIRL~

ディスク:2 一夜限りの特別番組 ラジオ特番「DJムーン」


[Box set Soundtrack] COCX-32879 Columbia Music Entertainment
曲目 歌(その他) 作詞 作曲 編曲 時間
1.DJ1 DJ 3:56
2.キラリ☆セーラードリーム! 小枝(弓原七海 武内直子 羽場仁志 京田誠一 1:17
3.DJ2 DJ 2:50
4.DJ3 DJ 6:13
5.オーバーレインボーツアー 月野うさぎ沢井美優 武内直子 高見 優 Gary Newby 1:59
6.肩越しに金星 愛野美奈子小松彩夏 武内直子 小幡英之 秋葉原健介 2:00
7.DJ4 DJ 4:50
8.C’est la vie〜私のなかの恋する部分 愛野美奈子小松彩夏 岩里祐穂 平間あきひこ 平間あきひこ 1:18
9.DJ5 DJ 2:40


発売は2004年9月22日(最終回Final Act.の三日前)。三枚組ボックスセット。定価¥5,040(税込)。

ディスク:1 オリジナルサウンドトラック 「Rere Track Collection」:Michiru Ohshima

ディスク:2 一夜限りの特別番組 ラジオ特番「DJムーン」

ディスク:3 愛野美奈子オリジナルアルバム「I'll Be Here」


ワシは実写版をリアルタイムでは観てないので、残念ながら、このラジオ放送もリアルタイムでは聴いておらず、それに関する当時の情報も何も持ち合わせておりません。しかしながら、「メモリアルCD-BOX」付属のブックレットには、40ページにも渡って、実写版の音楽関連のエピソードやデータが詳細に記されており、それによると、サントラ盤「DJムーン1」の収録は2003年12月21日(日)で、場所はCBC東京支社ラジオスタジオとなっている。そしてその日の深夜24:30〜25:00にはラジオ版「DJムーン」CBCラジオで放送されている。この事から、サントラ盤とラジオ版の二つの「DJムーン」が、はじめから二つの別企画として同時進行で収録され、ラジオ版がその編集作業を経たのちに放送されていた事が分かる。したがって、ラジオが生放送ではなかった事も分かるのである。実際に両者の編集内容を比較すると、DJパートはかなり細かく切り貼りされて配置し直されており、それぞれでしか聴けないDJパートがそれぞれにある。それに、ゲスト出演ならまだしも、司会進行役も彼女達が自ら初挑戦してるので、それでいきなり生放送なんて危険は普通冒さないだろう。この収録日と放送日は、ちょうど本編Act.12が放映された翌日に当たり、DJのコメント内容もきちんとそのストーリー展開を踏まえている。DVDの特典映像を見てもお分かりのように、安座間さんなどは、言っちゃいけない本編のネタバラシを思いっきり口走ってしまうような人だ。この人などは特に、色々な意味で生放送は危険すぎる(←それが魅力なのですが)。

サントラ盤は、あくまでも作品本編の番外編として、大島ミチル作曲のBGMを中心に曲紹介する純粋な意味でのサントラ盤であるのに対して、ラジオ版は、あくまでも「素」のキャストと番組そのものを紹介するための番宣番組である。両者はそのようにハッキリと区別され、そのコンセプトの元にそれぞれが編集されている。また、このラジオ版は、2004年1月4日(日)に、TBSラジオで25:00から、同じくMBSラジオで14:30から、それぞれ再放送されている。このオンエア日は、ちょうど、本編が正月の番組編成のために一週間お休みした日の翌日に当たる。つまり、このラジオ版は、正月休みで抜けてしまった週の穴埋め的な役割も果していたのである。


出演:セーラー服美少女戦士、セーラームーン月野うさぎ沢井美優)、セーラー戦士セーラーマーキュリー水野亜美・亜美ちゃん(浜 千咲)、セーラーマーズ=火野レイ北川景子)、セーラージュピター木野まこと安座間美優)、ルナ(潘 恵子)、特別番組、豆乳、納豆。

  •  ★    ★  ★  
  • 1DJ1」…。
    • 両者の比較を分かりやすくするため、ラジオ版でしか聴けないトーク部分(サントラ盤ではカットされてるトーク部分)には下線を施しました。それ以外は、注意書きがない限り、両者が重複している部分です。
    • トーク部分の引用採録は、それぞれ月野うさぎ沢井美優)」水野亜美(浜 千咲)」火野レイ北川景子)」木野まこと安座間美優)」愛野美奈子小松彩夏)」「ルナ(潘 恵子)」と、キャラクターカラーに振り分け、同時発声されてる箇所はで表記しました。
    • ただし、時々、誰が何を言ってるのか判別不能な箇所があり、言葉のニュアンスもワシの主観が入っておりますので、もちろん厳密なものではありません。あくまでも、彼女達の楽しい雰囲気を感じてもらうための参考的なものです。これをきっかけに、実際にCDを聴いて、ホンモノの楽しさに触れていただけたら、それに勝る喜びは御座いません。
  • 「キラリ☆セーラードリーム!」のオリジナル・カラオケが番組テーマとして流れ、それをバックにDJが始まります。
  • 美少女戦士セーラームーン、一夜限りの、特別番組」
  • 「せーの!」(←これは、放送時間が深夜だから「こんばんは」なのである。これがサントラ盤だと、「一夜限り」とか「放送時間」とかの概念はないため、この手のコメントは全てカットされ、オリジナル・カラオケによる番組テーマも流れない)
  • まずは、うさぎちゃんから順に自己紹介です…。
  • 「愛と正義の、セーラー服美少女戦士、セーラームーンっ、月にかわって、おーしおきよっ!セーラームーン月野うさぎですっ!」
  • 「水と知性の戦士、セーラーマーキュリー、水星にかわって、おしおきよ!セーラーマーキュリー水野亜美です」
  • 「炎と情熱の戦士、セーラーマーズ、火星にかわってっ、おしおきよ!セーラーマーズ、火野レイです」
  • 「いかずちと、ゆうきのせんし、せーらーじゅピ!たー(←「ピ!」に力が入っている…たぶん正面に座ってた人にツバが飛んでたと思われる)、もくせいにかわって、おしおきだ!せーらーじゅぴたー、木野まことです」
  • セーラームーンを、応援してくれてるみんなっ」
  • 「はーい、と言うコトで、毎週土曜日、朝7時半から、テレビで好評放送中の美少女戦士セーラームーンで頑張ってる私達、セーラー服美少女戦士の四人が、テレビを飛び出して、今夜だけの、一夜限りのラジオ番組に、ちょーせーんっ!」(←ここでパチパチパチ…とみんなで拍手)「亜美ちゃんは、どう?」
  • 「ラジオなんて初めてだから、ドキドキしてる」
  • 「うんうんっ!レイちゃんはぁ?」
  • 「うん、ラジオって、こういうスタジオで録るのね?」
  • 「うんスゴイよねぇ…まこちゃんはぁ?」
  • 「四人でテーブルに座って、マイクがぶら下がってて、カフ…っていうのがあって、外にはスタッフの人がずら〜っているんだ…」(←「カフ」とは、パーソナリティが自分の手元で操作するマイクスイッチ。「cough=咳」が語源で、本番中に急に咳したくなったり、オナラしたくなったりした時に自分でマイクをオフにするためのもの。生放送中は、曲がかかってる最中もこれをオフって、その間に茶をすすったり、せんべえをバリバリ食ったり、スタッフと雑談したりするのである…なので、使い方を間違えるとエライ事になる。よく、テレビのニュース番組のNGシーンで、アナウンサーの私語が流れてたり、音声が消えてたりするコトがあるが、その多くはカフの操作ミスによるもの。つまり、安座間さんのような人にはゼッタイ触らせてはいけないシロモノなのだ…)
  • 「うさぎちゃんは、こういう雰囲気大好きなんじゃない?」
  • 「うんっ、すっごい楽しみっ、ワクワクしちゃう!で、ちなみにこの番組は、みんなと一緒にセーラームーンをも〜っと楽しんじゃおうっと言う番組ですっ、ね?亜美ちゃんっ!」
  • 「せっかく四人揃ったんだし、私達も楽しまないとね?」
  • 「そうね、こういうのもたまにはいいかもね?」
  • 「うさぎが盛り上がればみんなも盛り上がれるって」
  • 「よ〜し、頑張ろう〜っ!」
  • 「ちょちょ、ちょっとちょっと、みんなぁ…」(←サントラ盤では、このルナの登場シーンは中盤に配置されており、ルナのテーマBGMの曲紹介につなげられている)
  • 「え?だれだれ?んん…だれだっけ?」(←たぶん、テレビと違って、目の前にいるのが「ぬいぐるみ」じゃなくて「潘 恵子さん」だから分からないんだと思う…)
  • 「その声、どっかで聞いたコトあるようなないような…?」(←DVDの特典映像を見ても分かる通り、ルナとアルテミスはアフレコなので、マジメな話、彼女達が潘 恵子さんと会うのは、これが初めてだった可能性もあるのでは?)
  • 「え?思い出せない…」
  • 「だれだろう…?」
  • 「ああ、ひどいわね、も〜…、あたしよ、ル〜ナっ!」
  • (←と言うより、実際は、人型ルナの40年後ヴァージョンである…偉大なお方なのだ…)
  • 「ん、どうしたのぉ?ルナ、なんでこんなところにいるのぉ?」
  • 「どうしたのじゃないわよぉ…。みんなが私に黙ってこっそりラジオをやってるって、小耳に挟んだから、こうして駆けつけたんじゃないのぉ!うさぎちゃんってば、私のコトすっっかり忘れてたんじゃないでしょうねぇ?」
  • 「え、あ、ごめんごめんっ、忘れてた、わけじゃ、ないんだけどね?」(←顔が違うとか言い出さないでくれよ…)
  • (←みんなでめいめい相槌を打ち合う…)
  • 「今日は、私も、みんなのラジオに、一役買っちゃおうと思って、こうして駆けつけてきたわけ。時々参加するんで、そこんとこヨロシクぅ〜!じゃあ、ひとまず、お任せするわ。でも…、ほんとうにダイジョーブ?!」
  • 大丈夫だよぉ!」
  • 「すごい緊張するけど、なんか面白くなってきたね?」
  • 「そうね?みんな一緒だものね?緊張なんか、吹き飛ばしちゃうわ」
  • 「うんっ、楽しんで行こう」
  • 「と、言うコトで、ラジオのチューニングはそのまま!他の番組に変えたりしたら、月にかわって!」、(だ)(←ここで効果音が入る)
  • 「決まったぁ〜っ!それでは早速、番組スタート!では、私達美少女戦士セーラームーンの主題歌、「キラリ☆セーラードリーム!」を、聴いてもらいましょう!」(←サントラ盤ではこの直後に全員の曲目コールが入り、以下の感想コメントは曲のあとに配置されている)
  • 「この曲は、セーラー戦士っぽいし、う〜ん、うさぎとしては、すっごい覚えやすいです!」
  • 「キラキラしてる曲だよね?」
  • 「うん、ねっ!」
  • 「そうね、すごく、力強い曲だとも思うわ」
  • 「うんうん、うん」
  • 「歌いやすい」
  • 「うん、うさぎもそう思いますっ!と言う訳で、聴いてください!」(←ここで、BGMのオリジナル・カラオケがオフになる)

  •  ★    ★  ★  
  • 「4.キラリ☆セーラードリーム!」(小枝)…。
  • これは小枝(現・弓原七海)さんのソロによるオリジナル・ヴァージョンで、ここではワンコーラスだけ流されてフェードアウトする。そのフェードアウト部分にうさぎちゃんのDJが被さるため、このラジオ版CDのトラックナンバーはそこで切り替わる。なので、曲部分のトラックだけだと、最後が尻切れトンボとなる。これがサントラ盤だと、もちろん普通にフルコーラスかけられ、DJの被りもない。
  •  ★    ★  ★  
  • 「3.DJ2」…。
  • 「はい、聴いてもらったのは、「キラリ☆セーラードリーム!」でしたっ!」(←ここで曲のフェードアウトが完了する)
  • (ここで、「セラビー」のイントロのワンフレーズを使ったタイトルバックに乗せて)、美少女戦士セーラームーン、一夜限りの、特別番組」
  • 「さてさて、一夜限りの、ラジオ特番、DJムーン、始まりましたが、あらためまして、自己紹介しま〜すっ。美少女戦士セーラームーン月野うさぎ役をやっている、沢井美優です」(←これがサントラ盤だと、あくまでも作品本編の番外編なので、このようなキャスト名は全てカットされる)
  • セーラーマーキュリー水野亜美役の、浜 千咲です」
  • 「セーラーマーズ、火野レイ役の、北川景子です」
  • 「せーらーじゅぴ、たー、木野ま、こ、と役の(←おいおい、ダイジョブか?)安座間美優です」
  • 「まずは、毎週土曜日の朝7時半からの放送の、私達が大活躍している、テレビドラマ、美少女戦士セーラームーン!…のコトを、少し、説明したいと思うんですけどぉ…」(←ここで、サントラ盤にも収録されてるBGM「うさぎのたのしい一日」が流れ、それをバックに、以下の沢井さんのナレーションが被さる。サントラ盤では、もちろん被せず、双方が独立したトラックに収録されている)
  • 「私、月野うさぎは中学二年生。アイドル愛野美奈子の大大、大ファンですっ!そんな私は、ある日、不思議なぬいぐるみネコ、ルナに出会って、なんとっ!セーラームーンになっちゃいました。そして、私と同じ使命を持つ、セーラーマーキュリーの亜美ちゃん、セーラーマーズのレイちゃん、セーラージュピターのまこちゃんが、見つかったの。戦士は全部で四人。私達の使命は、プリンセスと幻の銀水晶を、探し出して守る事なんだけど…」
  • 「妖魔を使って襲ってくる敵、ダークキングダムは、ちょぉっと手ごわいんだぁ。でも、四人そろったから、へっちゃらっ!…の、はず?」(←この部分は、サントラ盤では後半に配置され、ダークキングダムのテーマBGMの曲紹介につなげられている)
  • 「そして、この前、私達が思ってた通り、セーラーVが、プリンセスでセーラーヴィーナスってコトが分かったの」(ここでパチパチパチ…とみんなで拍手)「ホント〜にきれいで、プリンセスって感じだったよ!でも」
  • 「私が今、本当に気になっているのは、タキシード仮面。みんなは、敵だって言うけど、いつも助けてくれるし、いったい、どんな人なのかなぁ…」(←この部分は、サントラ盤では中盤に配置され、タキシード仮面のテーマBGMの曲紹介につなげられている。ラジオ版では、ここで「うさぎのたのしい一日」のBGMが終わる)
  • 「男に憧れるなんて、時間の無駄だって、いつも言ってるでしょ」
  • 「ンだってぇ…!」
  • 「だいたい、タキシード仮面は泥棒だしな」
  • 「でもぉ〜!」
  • 「もめないで仲良く進めましょ?…」(←これに続く以下の部分は、サントラ盤ではエンディングにつながるように配置されている)
  • 「ところで、セーラームーンって、これからどんな展開になるのかな?」
  • 「それは…私には分からないよ…。あっ、レイちゃんなら分かるかも!」
  • 「そうね、ますます目が離せない展開になる事だけは分かるわ」(←これまたベタな返しを淡々と…)
  • 「ふ〜ん?」
  • 「プリンセスのセーラーヴィーナスも見つかったコトだしな」
  • 「みんなで、力を合わせて頑張ってこうねっ!」
  • 「だな」(←こんな所でも「だな」が聴けるなんて…これは、「だな」のCD化として貴重な音源だ。もちろんサントラ盤の方にも収録されているが、できる事なら、ここだけトラックナンバーを分けて曲目の一つとして独立させて欲しいくらいだ)
  • 「てコトは、やっぱりコレでしょ!」
  • 毎週土曜日、朝7時半美少女戦士セーラームーンを見逃したら」(だ)(←ここで効果音が入る)
  •  ★    ★  ★  
  • 「4.DJ3」…。
  • このトラックが、このラジオ版のメイントラックの一つと言える部分で、サントラ盤では完全に丸々カットされるパート。なので、以下は、下線は施さずに引用採録します。
  • 「はぁ〜い、と言うコトで、それでは、ここからは役から飛び出して、私達四人の、等身大の女の子トークで、コーナーをやってみようと思います。その前に、普段私達が、ドラマ以外の部分でどんな風に呼び合ってるかって言うものを、ラジオをお聴きの皆さんは、気になっているんじゃないかと思いますが!」(←DVDの特典映像でもこの話から始まるが、実写版の本編でもそれが重要なモチーフとして扱われてるからでしょうな)
  • 「だよね?あたしは安座間美優(みゅう)で、沢井さんは美優(みゆう)ちゃん。名前の漢字が偶然「美しい」と「優しい」なんだけど、読み方が微妙に違うんだよね」
  • 「そーなんだよね?沢井は、み、ゆ、う。安座間は、みゅう!覚えてくださいね!…と言う沢井美優は、みんなから、みゅうちゃんとかぁ…」
  • 「うさこ、とか?」(←コレ、たぶん北川さんだと思われるが、安座間さんかもしれない)
  • 「ね?」
  • 「私、浜 千咲は、四人の中で一番年下なんで、千咲って呼ばれてます」
  • 北川景子です。私は、みんなに、ケイちゃんとか、ケイコちゃんとか呼ばれてるん、ですが、監督…とかには北川くんとか」
  • 「くん付けなんだね?」
  • 「うん…くん付け。くん付け多いよね?」
  • 「あははっ!」
  • 「みんなくん付け」
  • 「え?あたし沢井…」
  • って言ってる…」
  • 「え?うそぉ?」
  • 「うん」「うん」
  • 「ホント?…は〜あ、そっか?監督によってじゃない?!ねえ?」
  • 「あとカメラマンさんとか…」
  • 「そうそう」
  • 「ああ!…なるほどね!はい!」「はい」
  • 「うふふふっ」
  • 「うふふふ!」
  • 「はい、安座間美優です。あたしは(笑)、ミュウちゃんや…、ケイちゃんからはミーちゃんって呼ばれてます!」(←ピンクレディーかよ)
  • 「呼んでみて!」
  • 「ケイちゃん」(←なぜ自分の名を…?)
  • 「ケイ…ケイちゃん」
  • 「ラブラブですね!」
  • 「(笑)ぴんぴん…!」(←え?ナニ?!)

  • 「と言う訳で、そんな風に呼び合ってる私達が、今から何をするかと言うと……題して!」(←ここで、サントラ盤にも収録されてるBGM「セーラー戦士の戦い」をショートヴァージョンに編集した曲が流れ、それをバックに沢井さんのエコー付きナレーションが被さる)「教えて!DJムーンっ!」(←BGMもここだけで終わる)
  • 「なに?コーナー?」
  • 「そう!コーナーです!そして、用意するのが、コレっ!」(←ごそごそと、何かを取り出す)
  • 「箱?」
  • 「そうなの!ここに、箱が用意されているんですけど、この箱の中に、私達への質問がい〜〜っぱい入ってるそうなんですよ?」
  • 「ひょっとしてフリートークするってコト?」「うっ」
  • 「うんっ!」
  • 「それは…ちょっとマズイな…」
  • 「ちょっとマズイねぇ…」
  • 「う〜ん、ね?」
  • 「なんでぇ?!」
  • 「特に、誰?沢井美優ちゃん…かなぁ」
  • 「う〜ん」
  • 「え?ナニがマズイの?」
  • 「ちょっと素は…」
  • 「マズイってナニが?」「うははは…」
  • 「ちょっと…おち…」(←え?なにを言おうとしたんだ?)
  • 「ええ!素がマズイのはさぁ、ケイちゃんの方がまずくない?!」(←すかさず遮ったぞ)
  • 「そんなコトない」「そんなコトないよ」「そんなコトないよ」(←三人ほぼ同時に)
  • 「そんなコトなぃ…」(←ダメ押しする人…)
  • 「ええ〜〜」
  • (←北川さんが一番喜んでる)
  • 「ひど〜い、ひど〜い…みんな、仲いいと思ってたのになぁ…」
  • 「ごめんね」
  • 「うふっ!「ごめんね」なんだぁ?!(笑)そんな!(笑)」(←違う返しを期待して振ったのに、マジで謝られてしまった沢井さん…そしてウケる一同)
  • 「マジっちゃってごめんね(笑)…実は(笑)…」
  • 「でもぉ、せっかくのDJムーンだから」
  • 「うん」
  • 「ドラマでは見せない私達の素顔を少しでも知ってもらえる機会と言うコトで、どんどんいつもの自分を出しちゃおうよ!」
  • (←ここでみんながクスクスと笑い出し、たぶん沢井さんか浜さんだと思われるが、小さく「あ、ごめん」と言う…ナニがあったのかは不明…)
  • 「ん、でもさ、どんな質問入ってるか分かんないからさぁ」
  • 「うん」
  • 「緊張するね?」
  • 「するねぇ?!」
  • 「う〜ん…」
  • 「すごいよ…」(←箱の中を覗き見しちゃってるのか?)
  • 「えっ?」
  • 「なにぃ〜?!」
  • 「いっぱい入ってる」(←釣られて覗いてるのか?)
  • 「いっぱい入ってる〜」
  • 「いっぱい入ってる音がする」(←箱を振ってるようだ…)
  • 「まあ取りあえず、しょうがないから、順番に引こう!」
  • 「はい」
  • 「じゃぁ〜(ごそごそ…)これっ!……収録、マル秘エピソード…」
  • 「ナニ?それ?」(←ナニそれって…)
  • 「マル秘エピソード…」(←まんまだと思うが…)
  • 「どんなコトがあった?」
  • 「レイちゃん、的にはぁ」
  • 「レイちゃん的には?」(←昔の漫才師かっ!)
  • 「なんだろ?妖魔と戦って肩が外れたコトとか?」(←出たぁ〜っ!マーズ伝説はここから始まったっ!)
  • 「ええ〜!?」「きゃははっ!」(←笑ってるぞ…)「外れたのぉ?!」(←これが正しいリアクションです)
  • 「外れた。病院行ったよ?」
  • 「えっ!うそぉっ!?」(←役といっしょだね?)「うそっ!」
  • 「ホント。でもぉ…テスト、の時に外れてぇ」「うん」「うん」「監督に、ハイ本番って言われて」「しょうがないなって思ってハメたよ?」(←ものすごい話を、極めてさらりと言ってのけてます)
  • 「ええ!?」「はぁ!」「スゴクない?!」「すごいねぇ」「初耳なんだけど」「あたしも初耳ぃ!」「初耳ぃ〜!」
  • 「ハメた。だってみんなに言ったら心配されてさぁ」
  • 「カッコイイ〜レイちゃんじゃない〜っ?!」
  • 「すご〜いステキ〜!」
  • 「ステキ」
  • 「中断になっちゃうじゃん?」
  • 「いつ外れたの?」
  • 「3…違う4話だ。4話ん時に、ね、外れちゃった」
  • 「すご〜い…」
  • 「え?周り、誰もいなかった、一人で戦ったの?」
  • 「うぅん?…うさぎも…亜美ちゃんもいたよ(笑)!」

  • 「いつ、いつ、いつ?!」
  • 「ねぇ妖魔ってアレじゃん?」(←サボテンって言いたいんだね?)
  • 「妖魔にぶつかった時ぃ?」
  • 「そう、ぶつかった時」
  • 「あたしがさ、腰打った時…?」
  • 「うんん…」
  • 「知らなぃ…」(←一人、雲行きが怪しくなる…)
  • 「打った打った打った」
  • 「あたし打ったよ、次にケイちゃんが…」(←浜さんが何かを言おうとしてたが…)
  • 「あっ!分かったぁ〜っ!ああ、みんなアレ怪我してたんだアタシだけじゃん無事だったの!」「うははっ!」「ごめーん!」(←沢井さんが思いっきりかき消す…)
  • 「え?一人だけ何も知らなぁい…」
  • 「あぁ、そうか、いないモンね?」「ああそっか」
  • 「いない」
  • 「あははっ!」(←箸が転んでも可笑しい年頃…)
  • 「かなしぃ〜〜!」
  • 「いいじゃん!戦士になれたんだからぁ!」(←ナイスフォローだ)
  • 「戦士にね…はい」(←まだ引っかかってる?)
  • 「じゃあ…次はぁ?」(←とっとと先へ進めちゃえっ!)
  • 「はい」
  • 「はい!」「ケイちゃん」
  • 「はい、わたくし」(←本編の登場順に引くみたいですな…)
  • 「はい」
  • (ごそごそごそ…どん、どん!…箱の底まで叩くようなガサツな音が…)「おし!これだ!」(←オッサンかよ…)
  • 「はい」
  • 「最近ハマっているコト」
  • 「なにハマってますか?」
  • 「豆乳っ!」(←おおっ、ここで一気に挽回だっ!)
  • 「あ!」
  • 「あははは!」
  • 「豆乳〜っ!」(←押せ押せっ!)
  • 「聞いて、あたしもミュウちゃんも飲み始めてて、飲んでんの!」(←そーだ!もっと話しに乗ってやれ〜っ!)
  • 「あたしも飲んでる」(←その調子っ!)
  • 「すご〜いっ!こ、美味しいでしょ?」(←味が濃いって言おうとしたのか?)
  • 「美味しい〜」
  • 「ロイヤル、ロイヤル紅茶」(←ドサクサに、なんか一人で違うコト言ってるぞ…)
  • 「アレってさ、豆乳っぽくないよね?」(←持ってかれるなっ!)
  • 「ないないない」(←がんばれっ!)
  • 「しかも黒ゴマっ!」
  • (←よしっ!振り切ったっ!)
  • 「もうサイコー!そ、これこれ、黒、そうそう…」
  • 「この辺にちょっとね!黒ゴマのお菓子が置いてありますが!(←しどろもどろの浜さんの言動をラジオ的にフォロー)みんなね?そういう…なんかね?食べ物の好みとかね?似てるしね?」
  • 「すごい似てるよね?」
  • 「うぅん…」
  • 「なんか、みんなハマってるコトとか、似てたりするよね?」
  • 「うん」「うん」「ね?」
  • 「伝染するよね」
  • 「そうそ、伝染する!なんか、四人いるし、なんか、一人がハマってると、私もやってみよーとか…」
  • 「うん」
  • 「そうそうそう」
  • 「あ、納豆も食べたしね?」(←来たぞっ!)
  • 「そうそう、あたしが納豆ハマってるって言ったら(ケイちゃんも)食べた」(←ナンにでも乗るな…)
  • 「え、初耳」(←またかよっ!)
  • !」
  • 「だから、黒豆納豆って言うのがあるから、今度食べてみて!」
  • 「はい」
  • 「みんなもハマってくださぁ〜い!」
  • 「はーい」「はーい」「はい」
  • 「と言うコトで」(←ここで、ごおぉぉ〜〜んん…!とドラの音が鳴り)
  • 「しゅ〜りょ〜っ!…はい」(←シメちゃったよ…次は安座間さんが引く番じゃなかったのか?)
  • 「終わっちゃった。面白かったねぇ、あっという間だった…」(←満足だよね)
  • 「う〜ん」
  • 「面白かった…お互い初耳の話とか出てきて新鮮じゃなかった?」(←特にアナタはね)
  • 「すごいっ、ぜんぜん分かんなかったモン!」(←って、結局、話がマーズ伝説に戻っちゃってるじゃないか…)
  • 「うん」
  • 「びっくりした」
  • 「びっくりした」
  • 「今日のトークでさ、また撮影現場で盛り上がりそうだよね?」
  • 「盛り上がるね?て言うかこの、ラジオやってる時点でね?盛り上がっちゃうよね?」(←ナニげに、公私混同をわきまえてのフォローか?)
  • 「うん」「うん」「ね?」
  • 「でもさ、あと、メンバーのうち、一人だけ登場してない人がいるじゃない?」

  • 「ひょっとして…ひょっとするとっ!…番組後半で登場?!なぁんてコトもあったりしちゃって!」
  • 「うそ〜っ!」「うそ」「ドキドキ〜!」
  • 「ドキドキ…」
  • 「あん、ナニが起こるか分からない番組だからね?」
  • 「ねえ?」「うん」「うん」
  • 「途中でトイレ行ったりすると、肝心なトコ聞き逃したりしますよ…」(←スタッフからカンペ出されて台本でも読み出したのか?)
  • 「…するね?」(←妙な間が…)
  • 「あはは!」(←あまりにも台本読みしてるコトがバレバレで一人でウケてるのか?)
  • 「あんね…」(←なんだ?ナニを言おうとしたんだっ?)
  • 「そーれはね!やっちゃイケナイことだよねっ!そんなコトをしたら、おしおきですよぉっ!」
  • 「あいはいはいはい、みんな、そろそろ、曲を聴いてもらう時間じゃないの?曲紹介は、誰がするのか決めたのかしらぁ?」(←まるで、別録りしてるかのようなプロフェッショナルな声…)

  • 「じゃ、次の曲は、こちら…」
  •  ★    ★  ★  
  • 「5.」…ここで突然、あの曲がかかる…。…後半戦は次回へ。
  • ちなみに、東映ヒーローネットhttp://www.toeihero.net/index.shtmlでの対談記事によると、北川さんは小さい時に脱臼して以来、どうやら脱臼癖になってしまったようで、言わば、そんな日々の鍛錬(?)があってこその「マーズ伝説」だったようですね。つまり、「マーズは一日にしてならず」なのだっ!